【オンライン・ベース・クリニック“を視聴】職人気質で芯がブレない人に惹かれてしまう
愛するUNISONのボーカル斎藤宏介がUNISONとは別で組んでるバンド”XIIX”で、ベースを担当している須藤優さんのオンライン・ベース・クリニック“Yu Suto BASS CLINIC & TALK”を視聴した！
須藤さんって、調べてみるとKAT-TUN亀梨の”CAN’T CRY”を編曲していたり、関ジャニのレコーディングに参加してたり、ジャニーズと絡みがあるんだな。
矢花くんを好きになって、矢花音楽学校シリーズを受講して↓
(まだまだシリーズあるので気になる方は”矢花音楽学校”でググっていただきたい。とても丁寧に、楽器を知らない人もついていけるように配慮された内容で、矢花くんの見せかけじゃない優しさが出ててすごく良いシリーズ。)
UNISONではベース田淵智也がほぼ全局作詞作曲してることもあり、もっとベースの技術面についてきちんと知りたいなと思い始めていたので、今回の須藤さんのベースクリニック観てみよう！って自然と思った。
ペダルやエフェクターの種類、具体的な練習方法、須藤さんが今回プロデュースしたベース(371,800円（K-YB1-YS）／415,800円（K-YB2-YS）)の解説が勉強になったのはもちろん、個人的には下記エピソードを知れたことでプロベーシスト須藤さんの人柄を知ることができて以前にも増してXIIXへの愛が増した；
・中学生の夏休み、起きたらカーテンと窓を閉め切って汗だくで黒夢をベースで弾きまくるのが毎朝の日課だった
・勉強はできなかったし楽譜も読めなかったけど、色んなバンドのベースコードをコピーしてたら耳が良くなった。バンドブームだった高校時代は、周りのバンドをやってる友達から「これコード書き起こして」とお願いされて、授業中に曲を聞くだけでコードを譜面に書き起こせるほどの能力があり、耳コピ屋さんをしていた。(個人的にめちゃ好きエピソード①)
・クリック練習が楽しくなくてあくびをしてしまうほど退屈だったから、音を裏で取ったりして楽しくなる工夫をしていた。
・勉強が苦手だから、勉強するようにベースをするのが苦手だった。音楽は楽しくなくてはいけないと思ってる。1＋1＝2ではなく、田んぼの田になるよねという感覚で音楽をしている。(個人的にめちゃ好きエピソード➁)
・ベースで食べていると、前日にいきなり「明日レコーディング来て！」と言われることも多々ある。基本的に練習する時間がない。そんな時に大事なのは引き出しをたくさん持っておくこと。昔たくさんバンドのコピーを練習していたことや、自分で曲を作っていることで引き出し貯金できていると感じる。(この”貯金”というエピソードに001あたりにUNISONみを感じてしまった...、多謝！)
・大事にしているのは自分がどう考えるか。現場で「こういうふうにやって！」と言われることをそのままやることは自分に向いてない。自分がかっこいいと感じていないことをやることはしたくない。そうやってオリジナリティを大事にしてきたから、ずっと呼んでもらえる現場もあるし、逆に一切呼ばれなくなった現場もあるが、それでもいい。自分で決めて、自分で考えることを大事にしている。(UNISONも同じこと言ってるね.......と感慨深くなった。UNISON斎藤が首藤さんとXIIXを組もうと思ってのはこういう芯の部分も影響してるのかな、と思った。)
昔から職人気質/凝り性で芯がブレない人が好きなんだけど、須藤さんにもそういうものを感じた。
音楽はもちろん、自分が普段全然興味関心がない分野だとしても、その分野に詳しくて凝り性な人が淡々と作業してる姿観るのも好き。
だから、矢花くんが時たまあげてくれる、ひたすら楽器弾いてる・エフェクターボードいじってる動画が大好物なんだよね。
プロとして売れてる・演奏が上手い、っていう結果を観るのも好きだけど、それに至るまでの経緯やその人がしてきた苦労や工夫の方に興味がある。だから今回のこのクリニックもとても楽しく視聴できたし、勉強になったな。
とにかく早口で情報パンパンにつまってて効率よく”視聴したことになる”コンテンツや、そういうコンテンツが派手にバズることに重きが置かれる世の中だけど、職人気質・時代に順応しつつも芯はブレない人が、静かに淡々と目標に向かって作業している姿が好きだ！！！と改めて思った。
そういう人に惹かれるし、自分もそういう人間でありたいな。
最後に、私が一番好きなXIIX曲はこちら。何かすごくエネルギーがいることに取り組んで、無事完了して一息つく時に聞きたくなる曲↓
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