Rock Reading『ロビン』 人は結局ひとり、だからこそ他者と集う
1ヵ月以上日が空いてしまった....
行ってきました、Rock Reading『ロビン』!!!!(このぽんこん?可愛い)
この2人 x ゴロカツペアの作品、去年は幸福王子に通いまくってたな。
meromero887days.hatenablog.com
(↑今読み返すと初期衝動真っ只中のオタクの勢い感じる)
7 MEN 侍からは、この2人以外にも矢花くんがお世話になってるし、何より本当にゴロカツさんの作る作品が大好き!!!今回も楽しみにして挑んだ。
meromero887days.hatenablog.com
楽しみにして挑んだ、楽しみにして挑んだんだけれども......
幸福王子(童話べース)が本当に自分のツボだったが故に、正直なところ、今回のTHEコテコテハードボイルドはちょっと自分のツボにはハマりきらなかった!!!!面白かったんだけども!!!!
何事にもそれらしい理由を無理やりにでも見つけて、
分かったような気になる自分のこの性格のせいで、
「何か分からんけどお前とは気が合うぜ!Hey, mate!」
みたいなハードボイルドとは相性悪かったんだよな。
(良し悪しではなくnot for meだっただけ)
それでもやっぱりゴロカツペアの作る作品が好きだから、
ちょくちょく刺さるところがあったのは確か。
パンフレットを見た時に印象に残ったのは、
「自由=個人=責任=敵を作ること」
「共同幻想の世界では個人は幽霊」
「個人を守るための共同体=個人を束縛するもの」
っていう言葉達。この作品では90分かけてまさにそれを表現していた。
ロビンはあの衝撃的な始まりの時は一匹狼だったけど、その後からは自分だけではなく、リトルジョン含め自分が大切に思う人達の自由を守るために、段々と大きな共同体になっていった。
人が集まれば集まるほど、何か大きな力に無理やり運命を変えさせられる確率ってあがっていくわけで、最後は美しいけど悲しいラストだったな。
私は常に「人は結局究極的にはひとり」っていう想いが強くて、だからこそ他社と共に過ごせる人生の時間はすごく大事にしたいと思うし、人が何を考えてどう生きているかにとても興味があるし、その人に出逢ったからこそ起こる自分の人生の化学反応みたいなものを愛している。(自担に出逢ってから起きた自身への影響含めね!)
ロビンは最初のあの衝撃的なスタートから、誰ともつるまずに森の中で一匹狼で生きていれば、身内に殺されるようなあんな悲しいラストは起こらなかったんだろうなと思ってしまう。けれど、誰かと一緒に時を過ごすことで、自分の人生に色んなドラマが起きることって人生の醍醐味だし、血のつながった身内からあんな仕打ちを受けることも、血はつながってないけど地球上の他の誰よりも自分を想ってくれたリトルジョンに最後を看取られることも、どちらもその醍醐味なんだよなーと思った。
..............とまあ、何事にもそれらしい理由を無理やりにでも見つけて、分かったような気になる自分の性格の悪いところがまた出てしまった。
自分が見に行った公演の内、1日は矢花くんも観に来てたみたいだし、矢花くんは私以上にこの舞台通ってブログに感想をあげまくってくれていたので、またゴロカツペアと矢花くんで作り上げる作品を楽しみにしてます!!!!!!!!!!!!
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