Don't be material!

7 MEN 侍の矢花黎くんを愛でる日々の備忘録

【矢花くんの侍ふvol.002を読んで】オリジナリティに他者への意識は不可欠

 

自分らしさって何だろう?という回。

 

こういう話するの大好きだから、自担がこういう話してくれると愛が増す。毎週水曜矢花くんへの愛が増すんだyo!

 

矢花くんの言う通り、そもそも「普通」「マジョリティ」があって初めて「異質」「マイノリティ」なものが生まれる。前者無くして後者はないよね。オリジナリティを出したければ、まずは基礎やマジョリティの方法を知らないといけないし、他者を意識しないでオリジナリティを出すことはできないし。

 

 

だから、矢花くんが"昔の異質なものが今の普通になってたりするし、なぜそれが今普通とされているのか?って考えてみないと分からない。"という話に、うんうん!そうよね!!と大きく頷きながらこの侍ふ読んだ。

 

普通って何?っていうことを自分もよく考えるんだけど、その時にいつも思い出す2つの思い出がある。

 

一つ目は、小学生の頃から何度も読み返してるご近所物語(作:矢沢あい)で、裁縫の技術を極めるために学校から推薦されたロンドン留学に行こうか迷っている主人公の実果子のケツを叩くべく、如月さんが「行きたくないなら行かなくていい。将来はお裁縫好きなお母さんでもいいんじゃない?」と煽るシーン。

この発言に対して実果子にムッとして「その辺の普通の女子高生と一緒にしないで。私は本気で将来服の仕事につきたいの!」と返すんだけど、それを受けて如月さんが「君のいうその辺の”普通の”女子高生だってみんなそれぞれの悩みや葛藤を抱えて生きている。自分だけは特別なんて驕り高ぶるな。」と制するんだよね。

 

小学生ながらこのシーンがすごく印象に残って、その後自分が高校と大学で1年ずつ留学した時もこの如月さんのセリフを思い出したし、社会人になった今でも"自分だけが特別"と思って調子乗りそうになったらこの言葉を思い出す。

みんな自分で思ってるより普通だし、自分で思ってるより普通じゃない。人には人も地獄がある、って思って生きてる。

(前回のブログでも書いたこと↓)

meromero887days.hatenablog.com

 

二つ目は、中学生の時に好きな歌手について友達から「前は流行ってたけど、もう流行ってないから普通はもう好きじゃないよ」って言われたこと。

 

中学生の頃なんてほんとに多感だから、今思えば自分も周りもだいぶ”流行ってるから" or "(逆に)流行ってないから"という理由で物事の好き嫌いを決めていたところはあると思う。

 

でも、物心ついた頃から音楽が好きだったから、音楽に関しては知るきっかけは”流行ってるから”であったとしても、好きでい続ける理由として”流行ってるかどうか”っていうのは自分にとってはどうでもよかったから、この友達の発言が衝撃的だった。

 

その歌手も、知ったきっかけはその当時大ブームで有名になったからだけど、数年経って人気が廃れた後も、自分としては本当に好きな歌声だったから好きじゃなくなる理由がなかった。でもその友達にとっての”普通”は「流行ってたら好き、流行りから廃れたら好きじゃなくなる」だったんだと衝撃を受けた。それって好きっていうの???、と。

ちなみにその歌手のことは今でも細々と好きで、FCはだいぶ前にやめてしまったものの(なんたってジャニーズ出費がやばいから...)、毎年必ず一回は一般販売なりでチケットとって彼女のライブを見るというマイルールは、好きなってから今までの十数年間守り続けてる。

 

この2つの思い出を今でも大事にしている理由は、

「自分の"好き"という感情を何より大事にしたい。そして、他人の"好き"という感情も大事にしたい。自分の"好き"だけが特別ではなく、他人の"好き"も尊重したい。そうすることで自分の"好き"に面白い化学反応が起こることがあるから。」

なんだよな。

 

だから、

 

矢花くんは去年の自担推し推しのHiHi Jets回でGarryのFenceに衝撃を受けて、自分なりのFenceをやりたい!と思ってI Know. - 7 MEN Style - を演奏した、って書いてあって....

 

そうなんだよ!!!!他人(Garry)の”好き”に刺激を受けて、自分(矢花くん)の”好き”がああいう風に形になって、最高の化学反応起きてて、そういう事象が大好きなんだよ私は!!!!!矢花くん最高だわ!!!!!!!!!!

 

と思った。Garryのことも大好きだし、あのHiHi配信全公演観た女だから、↑の矢花くんのブログ読んだ時ベッドに大の字になって変な声出たわ。矢花くんがこちら好みのことばかり言ったりしたりしてくれるから。異端を狙うからこそ普通って何だろう?ってきちんと考えたり、それを言葉にしたり、他者の普通を尊重できる矢花くんが本当に大好き。

 

矢花くんを好きになって、矢花くんの”好き”を知って、自分の”好き”にも色々面白い変化が起きてほんとに矢花担ライフ楽しい。

 

仕事でもプライべートでも、せっかく自分が自分で生まれたからには、自分色出していきたいし、そのためには自分自分自分!って突っ走るのではなく他者への意識は不可欠だなあ、と改めて思わされた矢花くんの侍ふvol.002だった。

 

ラブ矢花くん!

 

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