Don't be material!

7 MEN 侍の矢花黎くんを愛でる日々の備忘録

【矢花くんの侍ふvol.007を読んで】小さじ一杯のカラクリが生み出せる運命もあるよ

 

2021年下半期1日目、始まったー。

上半期・下半期の頭に行う個人的習慣、しいたけ占いの上半期・下半期の解説を読むこと。今年も例外なく読んだ。占いが全てになってそれに振り回されるのは避けたいけど、しいたけ占いはセラピー的な感じが好きで、言葉のチョイスが好みだから毎週の週間占いも欠かさず読んでいる。

 

昨日は矢花くんの侍ふを待ってる間に、ベッドで寝ころびながらVOGUEのアカウントでアーカイブが残っていたしいたけ占い星座別解説ラジオ(?)を何気なく聞いた。

「あ~こういうこと書いてあったけどそういう意味も含まれていたのか~」「しいたけさんこの言葉よくチョイスするけどこの言葉でしか表せないニュアンスがあるんだろうな」と、既読の解説について納得しながら聞いていたら、ある一言に心打たれた。

 

”末永く続くことだけが運命じゃない。壊されることも運命。壊してくれてありがとう、と思った方がいい。”

 

本当にそう思う、思ってたけどこういう風に言葉にできるのか~、と感心してしまった。そしてこの一言にインスピレーションを受けて、矢花くんの侍ふvol.007を読み返し、この記事を書くに至った。

 

分かりやすく派手で、映えて、一般的に自慢できて大衆から羨ましがられて、バズって。

世間的にはそういうものに価値があるとされるし、みんなが欲しがるし、自分だって一切そういうものに興味がないと言ったら嘘になる。

 

でも過去を振り返ってみて、今手にしているものを見返してみて、自分を成長させてくれたり守ってくれたりしたものって、他人が見たら「それって価値あるの?」と思うであろう一見ちっぽけなものだったりする。というか、そういうものばかり。

 

長く何かを続けること(例: 10年以上UNISONが好き、同じ仕事を長く続けてスキルを上げ続ける)で得られる副産物を知っているから、できるならどんなことも長く続けたいと基本的には思っている。でも人生何が起こるかわからなくて、自分ではどうしようもない要素である日いきなり続けることが叶わなくなってしまうことなんてたくさんある。

(そうやって何かを失った時、もちろん悲しいし「今までの時間・気力・お金は何だったんだろう」って思って.....しまいがちなんだけど、そういう時にしか得られないエネルギーがあるし、〇〇ロスしたまま終わっちゃダメ!人生、七転び八起きなのよ!という話を書いたのが↓の記事。)

meromero887days.hatenablog.com

 

矢花くんの侍ふvol.007は、

 

「運命って信じますか?過去に起きてしまったことは変えられないから運命だけど、未来は無限だから自分次第。自分はそうやって都合よく運命を解釈してる。」

 

っていう話をしてくれてて、それを読んだ時に、

 

「起きてしまったことに対する向き合い方にその人の生き様って表れるし、知ってたけど、自分は矢花くんの生き様が好きなんだ。」

 

と、愛が深まった。(毎日愛が深まってる人)

 

スピッツで一番好きな「運命の人」という曲の中で、

「余計なことはし過ぎるほどいいよ」

という歌詞があって、自分の人生の指針を構成してくれてる言葉であり、矢花くんの侍ふvol.007を読んで自然と思い出した言葉でもある。

 

ある出来事に直面してるその瞬間は、大したことのない他愛のないこと・非効率で無駄なこと・人生の時間を無駄にしていること・生産性のないこと、と思ってしまったとしても、その人生にとって”余計なこと”と思えることが後々の自分のためになったり、「そんな伏線回収あるのか!?」と驚くぐらいの奇跡に繋がったりする。Everything is under control.には絶対にならないからこそ、そういう化学反応が起きて、それを楽しめたら人生って超楽しいものだよねって思う。(THE UNISONイズム強めの思想)

 

スピッツの「余計なことはし過ぎるほどいいよ」という歌詞はそういう自分の考え方にぴったりフィットするし、out of controlな状態に陥ったりイライラする時はこの言葉を思い出すようにしてる。

だから、矢花くんが侍ふvol.007で自分のジャニーズJr.としてのオーディション歴やその時の心境を絡めつつ矢花くんの考える運命論を書いてくれて、それを読んだ時に「矢花くんのこういうところが好きなんだ~!」と5150回目くらいに思った。ラブ。

 

もちろん、そういう思想の持ち主である自分が愛するUNISONの楽曲の中にも、UNISONらしい運命論(と自分が勝手に思っている)が色濃く出てる楽曲がある。

 

後悔したまま死ぬかもしれないし 保証なんかどうせ役立たず 甘い一瞬に騙されて?

 

君の瞳に恋なんてしてはないけどわかる 大事なもの失ったとき 壊れちゃってしまってしまった気持ちは 虹色に光る幸せ そんなものがなくても 小さじ一杯のカラクリが生み出せるものもあるよ

 

頑張って何かを続けていてもふとした拍子に気持ちが切れてしまうことだってあるし、そういう時は”甘い一瞬”に騙されることも大事だと思ってる。あえて騙されてみることで、新しい世界や新しい自分が知れて、それが後々の自分に大きく影響することだってある。自分や世間が”保証”と思ってるものこそが実は自分にとって全然価値がない場合もある。

 

分かりやすく派手で、映えて、一般的に自慢できて大衆から羨ましがられて、バズって。そういう”虹色に光る幸せ”がなくたって、人から見たらちっぽけで価値がなさそうな”小さじ一杯”の出来事が生み出してくれる宝物だってある。

 

いつもそういうことを考えて生きてる人間だから、UNISONが心底大好きでUNISONの活動や作品に触れ続けて自分の人生に落とし込むことがライフワークになってる。そして、そんなUNISONが同じく好きで、毎週水曜に私好みの思想たっぷりの文章をお届けしてくれる矢花くんがいて。矢花くんを好きになってから、UNISONへの愛がまた深まったし、UNISONを好きでいることで矢花くんのあらゆる側面が自分好みだと気付けるし、最高に幸せのループに陥ってる...。自分超幸せ者。

 

去年の夏、実際のライブには行けないご時世だったが故に、何気なく”7 MEN 侍の配信ライブを見てみる”という行為を選択したこと(小さじ一杯のカラクリ)が、こんな風に自分の人生を彩ってくれたわけで、これひとつとっても、余計なことはし過ぎるほどいいよと実感する。

その時は余計なことと思えても、実は人生に余計なことなんてなくて、全ての出来事が繋がってるし必然であり運命だったなと年々思えるようになった。

 

そしてこういう普段何気なく思っていることを自分も文に起こそうと思わせてくれる、矢花くんの侍ふが、大好き!

 

 

 

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